スイッチ天候トリル
[はじめに]
初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。ポケモンのダブルバトルをメインに対戦をしているTNオトといいます。この度は僕の記事に目を通してくださり、ありがとうございます。今回は、いったん全国ダブルルールが終わるということで、シーズン14で使用した構築の紹介と、その立ち回りをまとめた記事を書こうと思いました。記事を書くのは今回が初めてなので、色々と至らないところもあると思いますが、多めに見ていただけるとありがたいです。
[構築の作成経緯]
僕自身剣盾を買ってランクマを始めたのが、制限ルールだったシリーズ6からで、使用率上位のポケモンや準伝説の知識が皆無だったので、いい構築ないかなぁとTwitterで探していた時に、cobalt(@cobalt_poke1234)さんのバナコーポリ2の構築が流れてきて、参考に使わせて頂いたところ、すごく使用感がよく、このPTを自分なりに改編して今のPTにたどり着いたという感じです。
上記が参考にさせていただいたPTです。僕は高速低耐久のポケモンをうまく生かしてあげるのが下手なので、の代わりに飛行タイプの打点として、の悪タイプの枠もかねてここをに変更し、とシナジーのあるトリル要因としてを入れ、これだと悪が重すぎたのでを入れて完成しました。ただ、使ってみた感じ、とをくるくるするとのタスキもつぶせて一貫も切れるので強かったなという印象です。
[個体紹介]
下記で詳しい動かし方を書いていますが、基本的に初手はを投げることが多いですが、もし投げなかった場合に、のダウンロード調整のために、コータス以外の4体はD≧Bとなるように調整しています。(コータス初手投げはまずしないためコータスの調整はしませんでした)
まずはトリル下で動く非ダイマエース1匹目のバンギラス。じならし弱点保険起動からの威力150うっぷんばらしの最大瞬間風速は半端じゃなかった。また、をPTで唯一安定して倒せるポケモン。Aに特化し、BDの調整をして残りをHに振り分けました。
トリル下の非ダイマエース2匹目。、、、を安定して処理できるのはだけなのでいかにしてトリルを通せるかが重要。しかしトリルさえ張れてしまえばあとは手助け噴火してるだけで勝てます。火力がとにかくえぐい。
のダウンロード対策にBDに振り分けようかとも思いましたが、の袋叩きコンボが止められなくなるので、HBに振り切りました。じならしでの火力を爆上げするトリガーでもあります。途中で手助けの枠を痛み分けにした期間がありましたが、が生き残るよりも、残りの5体すべてと相性の良い手助けの方が汎用性が高かったので、最終的に手助けに戻りました。やの持ち物の答えを見れるのが強すぎました。
この構築のダイマエース1番手。ダイマしなくても強い。最初は一般的な食べ残し瞑想2ウェポン型のHSベースの型を使っていましたが、シリーズ7の後半になるにつれ挑発が増えてきたので、を確実に処理するためにCに振り切りかつ命の珠を持たせました。Sラインは、たいていのより速く、かつたいていのより遅いラインで調整して、フィールドを確実に取れるようにしました。Hは珠ダメージを抑えるための10n-1調整で、あまりをBに振りました。
シーズン中に一番努力値振りを試行錯誤したポケモン。2匹目のダイマエース。
最初はAを削って耐久に回していましたが、いろんな場面でわずかに火力が足りない、ということがあったので、耐久を削ってAに振り切り、Sは+1で最速抜きのところまで伸ばしました。D>B調整あまりH振りという感じです。
最初は耐久に回した控えめの個体を使っていましたが、を選出せずにを処理したいと考えたときに、控えめでは最速を抜けないため、途中で臆病個体に変更し、最速エレキ抜き砂かき抜きのところまでSを伸ばし、C特化残りH振りという感じに振り分けました。相手のや(洗濯機)に対してと組ませずピンで選出することも多かったです。
[メジャーな構築に対する立ち回り]
- に対する立ち回り
この構築に対してはの初手が絶対です。僕の構築は一見、特性を無視するとレジギガスより速いポケモンはいないし、サマヨールのトリル展開もマタドガスの挑発で止められるので、ギガスドガスの構築だとまず先発はこの投げ方をしてきます。ですが正直こちら側からするとカモがネギしょってやってきたようなもんです。
1ターン目:
ダイマから方向にダイアイスorダイアタック、からに挑発してくるので、がダイウォール、がじならしをして、とのS関係を逆転させます。このときにのシュカの実もはかせることができるので一石二鳥です。
2ターン目:
が方向にダイアイスorダイアタックをして、が十中八九守るをしてくるので、方向にキョダイベンタツを打ちます。挑発を打たれたは、ダイアタックで再びS関係を逆転された場合に、3ターン目に再びじならしを打つために、ナイトヘッドを打つなりして居座ります。ポケモンHOMEのデータによると、は約80%が性格陽気で、陽気珠ダイアイスはH36振りがあられ込みで確定2発なので3ターン目も確実に動けます。(急所は知らん)
3ターン目:
方向にがダイアースを打って落として、ここで丁度の挑発も切れるので、次のターンにトリルを展開できます。2ターン目にダイアタックを打たれた場合は、1ターン目と同じ処理で、4ターン目に大地の力でを落とします。(2連守るは知らん)
4ターン目以降:
すでに粗大ごみと化したさんは、ベンタツダメ2回と珠ダメ2回、ベンタツダメージで約半分削れており、この後も勝手にHPが減っていくので、トリルを展開しながら片方を攻撃し続けて勝ちです。ギガスドガスPTは、裏にやなど比較的速く非ダイマ状態で強いエースが控えている場合が多いので、トリックルーム安定です。
- オプーナPT(雨滅び)に対する立ち回り
オプーナPTとは、シーズン13でTNオプーナ(@opoonacopoona)さんが使用し最終2位を達成された雨滅びPTです。レンタルパーティーを公開されていたので、掲載しておきます。
僕の構築に対しては、先発で、がダイマして残数の有利を取って、後発のでくるくしながらで交代を封じて滅びの歌を通してくる動きが予想され、こちらとしてもその動きが一番しんどいので、先発はで出して、後発が安定です。
のダイアシッドをにのせながらすべてを破壊します。にダイジェットを積まれても、いいタイミングでを着地させてS関係を逆転させて、キョダイベンタツを3ターン目に打って相手の後続に最大負荷をかけることができれば、ジリ貧なのは向こう、という有利盤面を作れます。
- orに対する立ち回り
エルテラorドラテラに関しては、先発で入って、がダイアースをに打ち、袋叩きダメと合わせてワンパンを狙いながらでトリルを展開します。なんと性格補正有B特化は、のA特化袋叩きA+4(威嚇込みでA+3)のダイロックを耐えます。化け物ですまじで。仮にここでがダイロックで落とされたとしても、トリルは展開できるので、後発のじならし弱点保険発動からのA+2の馬鹿力でテラキオンが落とせるので、裏目のない動きができます。(二チャ二チャサイドチェンジャーは帰ってください)に関しては、偽装ダイマの可能性もなくはないですが、でお見通してが火力アップアイテムを持っていない限りその線は切って問題ないです。
- or筆頭にアクアジェット弱点保険起動要因 に対する立ち回り
先発で入ります。そうすると、と組み合わせている場合は、ある程度高順位の相手は、鬼火をに打ちながらが守るあるいは交代、と組み合わせている場合は水流連打をに打ちながらが守るあるいは交代、という択を選べるので、に
引きながらでトリルを展開すると裏目はありません。順位が高くない相手は意気揚々との弱点保険を起動させて殴ってくるのでそのままのダイアースでぶっ飛ばしてわからせましょう。チョッキを着用しているので弱点保険が発動したところで大したダメージも入りません。また、先発をで入った場合は、たまにがにダイバーンを打ちながら晴れにして、という動きをしてくる時がありますが、晴れ下でも珠ダイストリームと味方殴りのダメージ込みで確定で落とせます。
- +のセキタン滅びに対しての立ち回り
この構築は初手でで入りながら、有利相手にはそのままの弱点保険起動から展開、不利相手にはをに引きながら滅びの歌、という択を取るわけですが、まず僕の構築に対しては後者の択を取られます。なので先発で入って、の交代を強制させて、こちらもからに引いて対応します。ここで最重要なのが、絶対に
を落とすorトリルを展開して後続につなぐことです。相手はサイドチェンジやクイックターンなどを絡めて常にがいるターンを作りたいわけですが、こちらはその動きを完全に読んで的確に行動しなければなりません。正直かなりキツいです。滅びが後1ターンになったタイミングでサマヨールを引いて(ゴーストタイプは特性かげふみ無効)、滅びの犠牲を1体に抑え、残数の均衡をなるべく保ちながら、滅びの歌が終わった後、非トリル下でが並ぶという状況を絶対に作らないことが最重要です。
- に対する立ち回り
正直一番きつい構築です。先発はで入ってくることが予想されるので、こちらはで入り、ダイアースでDを補強しながら、これを手助けなどを絡めながらひたすらに打って突破します。こいつに自己再生で粘られるのがほんっっっっっっっとに不快極まりない(見た目はかわいくて好き)ので、まずはを落とします。お見通した時に、が広角レンズorタスキを持っていない時点で、眠り粉の線は切ります。持っていた場合はをに引きながらトリルを展開し、次の手助けダイアイスで強引にを削るか突っ張ってお祈りダイジェットです。この構築はマジで無理です。
- 筆頭にじならし弱点保険発動要員 に対する立ち回り
と組ませている場合にのみ先発で入り、挑発を打たれた場合は砂ダメ込みでタスキを貫通してを落とす、素直に弱点保険起動からのの殴りだと何が飛んできてもB特化が耐えてトリルを展開し、のふんかで全抜きする、という行動で裏目がなくなります。や、と組ませている場合はで入って、横のサポート要員を倒しながらトリルを展開しで打開します。
- orに対する立ち回り
先発で入り、をに引きながらダイホロウをタイプ受けしながらダイスチルをピッピに飛ばしてダイホロウのBダウンをケアします。この構築はダイホロウのBダウンと相性がいいやなどの強力な物理アタッカーが後発で出てくることが多いので、ここでのダイスチルのケアは非常に重要です。また、のダイスチルなんてまず警戒されませんし、BDどちらに厚く振っているかわからないを確実に落とすためには手助け(あるいはこの指とまれ)をする場合がほとんどで、ここの守るの線は切って問題ないでしょう。A特化ランドロスのダイスチルは、相当がB方面に厚くしていない限り、BDに振り分けた型などであれば低~中乱数でワンパンできます。耐えられたとしても次の守るは貫通して落とせる圏内までは削れます。
- 初手、初手(悪)に対する立ち回り
初手ダイマダイストリームでを飛ばして安全にでトリルを展開でき、に対してはをに引いて、砂ダメとムーンフォースでタスキを貫通してワンパンします。
- orに対する立ち回り
先発で入って、後発がトリルエースの場合は、をに引いて悪戯心嘘泣きを無効にしつつダイジェットをタイプ受けしながら、ダイジェット+砂ダメでタスキ貫通でを落とします。後発がトリル展開を必要としないポケモンであれば、手助けダイロックでダイマを落としながらのタスキをつぶします。
- orの弱点保険起動に対する立ち回り
の場合はで入り、味方殴り+手助けキョダイベンタツ+ベンタツの定数ダメージでの行動ターンを制限するか、素でキョダイベンタツを打って、を落としてもらった後にトリル展開しながら打開するかの二択になります。の場合は、先発で入り、をに引きながらダイホロウを受け、耐久に振っていても、珠ダイフェアリー+味方殴りのダメージでをワンパンできます。たまにの並びで入られることがありますが、これはが挑発を打つか追い風を打つかの完全なじゃんけんになります。だいたい負けます。
に対する立ち回り
先発で入ります。お相手がサイコフィールドで猫だまし無効、この指とまれで攻撃すって確実にトリル張れるやろなぁ(ニチャァ)と思っているところにの地震での弱点保険を発動させていわなだれ二匹とも落とし切ります。最近結婚された某YoutuberもびっくりのDVムーブです。たまに地震を急所に当ててが死亡するという展開があり何とも言えない空気になりました。
- に対する立ち回り
💩
[最後に]
最後まで記事を読んでくださり、本当にありがとうございました。応援してくださった方、対戦していただいたすべての方と、一緒に戦ってくれたこの6体に感謝です。運負け主張ばっかする性格ほんとに悪いトレーナーでしたが、ポケモンたちがほんとに頑張ってくれて取れた2桁でした。もっと努力して、僕自身が強くなれるように頑張ります。全国ダブルルールの公式の試合はしばらくありませんが、レンタルパーティーを使ってみたいと思った方は気軽にTwitterのDMにお越しください!